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「一日中雨が降り続いた。頭の中が錯乱状態だ。何も確かなものがない。何も見つけ出すことのない毎日。眠れない日々がつづく。非生産的な文章。肯定的であるがゆえにおこるカオスの状態。中略 よく言えば建築にしてよかった。悪く言えば、他に道はない、才はない。モダニズム、ポストモダニズムに対する論否ももう飽きた。答えを出す事は無意味だ。まだそんな時期ではない。モダニズムを知らずして、ポストモダンは語れない。どちらかを選ぶのではない。どちらも必要なのだ。名前は誰でも知っている。巨匠と呼ばれる人に対しての敬意がなさすぎる。きっと、痛い目に会う。まず先人から学ぶこと、それ以外いかなる方法もない。一生それで終わったとしてもくいのないことであろう。できるのであればだが……。」 『1987年3月17日 二十一歳の日記』より
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昔の日記は、本物だった。 それに比べて……
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終日、事務所にて作業……って……(笑)。 |
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