2008年09月
2008年9月30日(火) |
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午前中、設計。
午後、出講。スチレンボードで1/50の住宅模型製作の特訓。
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夜、スタジオで練習。 GUYATONEの赤いベースの音が楽しみだったが、案の定太くていやらしい音がしたので大成功。 ワダ君もGUYATONEのギターを入手したので、よりガレージ度が増す。 はじめてTASCAMで録音。
終了後OCMにて、ワダ君とウットリしながら聴き入る。 「これ、いけるんちゃうん」と自画自賛。
白、ロゼ、赤と3本ワインを開ける。
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2008年9月29日(月) |
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数万に及ぶマチ針のア玉は、真珠へのメタモルフォシスを作家によって約束され、ただそれを待つ
待ち針のア玉は、畳から一寸浮き、畳との間に息苦しいほどの針の筵を発生させ、観察者との結界を確実なものとしている
ふすまに張られた銀箔は、待ち針によって反射した光を鈍く反射させ、永きにわたる最後の仕事終えようとしている
投射されたる木々の枝葉は、その「なりかけの真珠と針の筵と銀箔」とによって、意味をはぎとられ、それは“梢のそよぎ”を感じるためのものでなくなっている
いやむしろ、そこで“梢のそよぎ”を感じ、かつ“木立の下で午睡をしたあの一時”を思い出てしまったウッカリ者は、気持ちのいい気分で、そそくさと、その場を退散する
そしてそこから“梢のそよぎ”を感じられなかった観察者の認識は、木立の下に寝転んで上空を見上げてそのまま帰ってしまったウッカリ者の身体から一気に離脱し、上空1万メートルへと向かう
その木立はみごとに10万分の一の地図へと反転される
それは一瞬のできごとだ
母国を去る時、帰郷する時のあの夕暮れ、ヒコーキからみえるおもちゃのようなマチのヒカリ
そこまで飛べれば、アーティスト志村信裕の正体が、少しづつみえてくる |
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2008年9月28日(日) |
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午までに“散歩系”の文章を仕上げ、写真も整理し再度送付。
その後は、ひさしぶりりに“本物の散歩”がしたくなって、長袖をきて、連れ合いとともに、六本木、赤坂、渋谷、恵比寿と歩く。
赤坂でやっている志村氏の作品をみるため。
作品についての批評は、明日致します。 |
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2008年9月27日(土) |
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午前中、メールの送付、資料を整えたり。 午後、「大井松田の家」打合せのため小田原へ。
骨格がかたまり、細部の打合せが、闊達に。 基本設計の収束への道がみえる。
帰り、鈴廣の“特上”カマボコ、や大好きなわさび漬けをおみやげにいただき、ウロウロせずに、直帰する。
ありがとうございます。
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写真、小田急「富水」駅から富士山の方向をみたもの。 何度か通っているが、まだ、姿を現してくれない、、、。 千葉からも、埼玉からも富士山をみたことがあるので、さぞかし、ものすごい光景だと思うので、冬がとても楽しみ。 |
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2008年9月26日(金) |
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午後、どうしてもすぐに手にしたい一冊の資料を捜しに、乃木坂の「ギャラリー間」へ。
棚卸しのため閉まっており、神保町の南洋堂へ向かったが、途中の明倫館でドンピシャ見つかったので、事なきを得、ついでにめぼしいものを3冊買った。
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その足で、先日の散歩に不備があったので、“現場”にもう一度赴く。
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夜、模型製作5時間。 23時にはできあがる。 |
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2008年9月25日(木) |
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終日事務所にて作業。 立面図に瓦をのせる。軒先、腰、袖、のし……。 瓦というモジュールに支配されつつ、結果として玄関先の軒の出や高さ、比例を「何事も無かったかのように」納めねばならない。
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夜、神楽坂の“小料理屋を居抜いたバー”に赴き、新潮社のM氏と会談。 美術や建築の話などを、闊達に。
ソアヴェ(白ワイン)を、二本空ける。 |
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2008年9月24日(水) |
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なんとも“高原の朝”のような一日のはじまり。 だが、a little bit hangover.
終日事務所にて作業、地盤改良の手配や、地鎮祭の連絡、音楽室防音工事さんとの連絡、原稿・写真の送付、そして落ち着いた後、設計に集中。
今日は「大井松田の家」に瓦が乗った、もちろん図面上だが。
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ビザールギターに食指が動くのは、つまりは“記号”を消す事だと思う。
ストラト? ああ、高中かクラプトンね テレキャスター? ああ、キースかストラマーね リッケンバッカー? ああ、ビートルズかジャムね モズライト? ああ、加山雄三かヴェンチャーズね ジャガー? ああ、オルタナね ヴォックス? ああ、ガレージのマミーズね…… エスジー? ああ、……ええっとだれだっけ……
ある人間の、これが、記号。 その記号から逃れたければ、ビザールを手にする、か、全てのギターを所有するしかない。 |
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2008年9月23日(火) |
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午前中、昨日8割方できあがっていた文章を仕上げる。
夕方、西新宿のオゾンへ。 「鶴ヶ島の家&スタジオ」の工事請負契約。
めでたいので、建て主さんと歌舞伎町の上海小吃にて火鍋を食し、紹興酒を4本空ける。
香菜拌干絲 (豆腐の細切り)、上海マコモダケの炒めも絶品。
「西新宿ツウ」もこれで一段落し、「鶴ヶ島ツウへの道」がはじまる。
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2008年9月22日(月) |
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午後、西新宿の民間審査機関へ。 確認申請が“おりた”。
ほっとして帰ったあとは、ひたすら書類の整理や、請求書の発行等の事務的作業にいそしむ。
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「散歩の達人」10月号でました。 「建築ツウの散歩術」は ーふらっと一人で羽田空港ー です。 散歩しましょ、羽田に…… 昼間から、潮風をあびながら、ビールを、飲みましょ……。 |
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2008年9月21日(日) |
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昨晩インターネットをみていて、たぶん1970年代くらいのGUYATONE EB-2というベースが欲しくなって、一晩たったら褪めてるかなと思いきや、朝になっても欲しかったので、お茶の水に買いに行った。 真っ赤な顔して、MOSRITE BASSのパクリの日本製B級ビザールギターでおまけにショートスケール、僕にぴったりだ。
その犠牲になったのは Music Master Bass、でもしっかり4万円で下取りしてもらえた。
ので、出費は2.7万円……かわいいもんだ……。
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写真、コロッケそば……先日Y編集長にすすめられた(?)ので、立川駅構内の奥多摩そばで食べてみた。これ、関西の人間が最も理解できない食べ物らしい。 感想? 蕎麦も稽古中だから、もっと稽古が必要です。
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2008年9月20日(土) |
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午、拝島にある某高等学校の学園祭へ。 「鶴ヶ島の家&スタジオ」のご子息が、バンド演奏を披露するというので、急遽かけつけた。
いつも打合せの時、おとなしくクールにきめていた彼が、一躍学園祭のスターになっているのをみて、オトーサンと一緒に“嫉妬”(笑)。
彼のバンドも僕の設計したスタジオで練習するのだ、というとても確からしい実感が沸いた。
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夕方、西新宿のオゾンへ、「国分寺の家」打合せ。 上記の事由で時間を変更してもらい、恐縮。
昨日の外観スケッチを気に入ってもらい、小さくガッツポーズ。
理屈や論理とは関係のない部分のいわゆる“意匠”は、いかに自分がそれを愛しているかということをプレゼンテーションするしかない。デザインの表象より、その愛の深さを、クライアントさんは量っている。柔道の技の“掛け逃げ”のようなプレゼンテーションは、よくない。 |
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2008年9月19日(金) |
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朝から事務所にて作業。 午過ぎ、川越から工務店さん、追加見積をお持ちになって来所。 フットワークの良さに、頭がさがる。いよいよ、現場の、土の、匂い。
夕方、西新宿の民間検査機関へ、ドMな感じで、これが最後と願いながら。 差し替えは許されないので、一時間、ひたすらボールペンで書き込み、修正印をバンバン押す。 図面中“大島、大島、大島、……”だらけ。 OK、美しい確認申請図は、目指すところではあるが、目的ではない。
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夜、明日の打合せのため「国分寺の家」外観のアクソメを描いたり。
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2008年9月18日(木) |
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朝から50Hzの換気扇の承認図を持って、西新宿の民間審査機関へ。
午過ぎ、オーナリさん来所、打ちあわせ。
夜、練馬の蕎麦屋「176」へ。 「散歩の達人」ー建築ツウの散歩術ーが無事半期6回に達したので、お祝いと打合せ。かつ“蕎麦のお稽古”を兼ね。 Y編集長と、アートディレクターのH条さん、連れ合いの4人で、焼酎2本を空ける。
仕事が一段落したこともあって、おいしいお酒。
だが、夜帰宅すると「確認申請追加説明」のFAXがきていて、またゲンナリする、、、。 一喜一憂の日々。 |
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2008年9月17日(水) |
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朝から西新宿の民間審査機関へ。 よかった、“法の解釈”に間違いなし。
もう99%まで行ったが、お目こぼし1点……。 先様「あの〜敷地は関西ですか?」 建築家「”#$%&’()0p@!さ、埼玉ですが、、、」 「換気扇の承認図に60Hzとありますが……」 「す、すみません……」 (上方度が高いにもほどがすぎる……しっかりしろOCM……せっかく中央線や小田原の仕事がきて東京人とみとめられてるのに、はずかしいぞ……)」
明日、確認申請は受理され、一週間後くらいには降りるらしいです。
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夕方「鶴ヶ島の家」実施設計図の製本ができあがったので、“青焼き屋さん”(まだ恵比寿にはある)にとりに行く。帰ってみてみると、82ページなのに、80ページと81ページが無い!ガ〜ン もう一度、青焼きやさんに行っておばちゃんに悲しそうな顔をして事情を話す。 「あら、ちゃんと数えたのにね」 「はじめの表紙と0ページを数えちゃったんだと思います……」 「あらやだ、すぐに直すわ」 と、一時間後、製本しなおして、「すまなんだねぇ〜」と、わざわざ事務所まで持ってきてくれた。
そんな恵比寿の街が好きだ。
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写真、埼玉県鶴ケ島市脚折(すねおれ)あたりの電話交換所。 草木の生命力にもほどがある……結果的にどういう気分なのか、インタビューしたい。
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2008年9月16日(火) |
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朝から東武東上線に乗り、市役所へ。 車中、確認申請脳から逃れるため、rose gardenのスケッチ。 本来なら、8月9月はガーデンデザイン三昧になるつもりだったが……いつも口ばかりだ……と自分を責め、スケッチ。
散髪に行ってないせいか、確認申請のことばかり考えているせいか、髪型が“アネハのカツラの宮”っぽくなってきてあせる。
無事「開発云々」を確保し、農業委員会や、道路課の方にも顔を出すようにと言われたので、言われるがままに彼らの意向をうかがう。
ぎょうざの満州で過剰な熱量を摂取し、トウキョウへ。 民間審査機関にそのままかけこもうとするが、本日はfull,明日の朝出直すことになった。
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夜、連れ合いに「ほら、今日こんなスケッチ、電車の中で、したでぇ〜」とみせると。 「何か……絵が、気持ち悪い……あんた、変な人やと思われるでぇ〜」 と諌められる……。
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2008年9月15日(月) |
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朝から「確認申請」の「質疑2」に決着をつける。 “音楽室”が“無窓居室”扱いになるので、避難歩行距離、とか排煙設備とか、特殊建築物並みのスペックを求められている。
(昔なら納戸で通したのに……)と思いつつ、まじめに申請するつらさも、感じつつ。 一戸建て住宅なのに“収容人員”……にはさすがにたじろぐが、真摯に申告する…………。何だったら「このスタジオでは3ピースバンドしか演奏しません!」とか、そういった誓約書を建て主にもらおうか……とか。
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午過ぎ、決着。 明日は市役所に登庁し、「開発云々」をいただき「農地転用」書類を出し、その足で、西新宿の民間審査機関へかけこむ……イメージを描く……。
ちょっと一息いれようと、一夏ほったらかしにした35才のvespaの様子をみに。機嫌が良さそうなので、一時間、都内を散歩させる。
帰ってから、また設計。
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夜、「実家に帰らせていただきます(笑)」と行って、土曜日に出て行った連れ合いが、群馬の野菜をたらふく携え、帰って来た。
秋ナスが……どこかへ向かう行進のよう…… |
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2008年9月14日(日) |
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朝風呂に入り、リンスをして(笑)、午、ハウスクエア横浜へ。 「自由な発想でつくれば、住まいはこんなに楽しくなる」という主題でしゃべること1.5時間。
あまりお客さんが多くなかったので、(興業主にまかせっきりにせず、もっと手前どもで告知すればよかったな……)と少々新人バンドのような反省。
「大井松田の家」と「蓮根の家」の建て主さんが来られていて、その熱心さに恐縮する。
帰り、どっかで一杯やって帰ろうかと思い、重いコンピューターをぶらさげて「あざみ野」駅周辺を物色したが、そんな店は、ない……。もちろん「満州ぎょうざ」もない。
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家に戻り、昨日買った、「鈴廣」のアゲカマと、「丸う」の塩辛で還俗。
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2008年9月13日(土) |
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午後「大井松田の家」打合せのため、小田急線に乗り小田原へ。 ようやく、大きな切妻の「妻と梁間方向の大きさ」が決まる。
終了後、一人ではじめて小田原の街へ出てみる。
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何のあてもなく、潮の匂いのする方向へ30分ほど歩き、突如海に出る。 ほ〜、この夏はじめての海か……いや、今はもう秋、誰もいない海か……。
日も暮れて来たので、一杯やってからカマボコ買って帰ろう、とするが、なかなか店がきまらない。というか……お寿司屋さんが少ない……。
勘で入った、駅前の地魚だけを“おまかせ”で食べさせる「すし喜代」、少々散財したが、最高にうまかった。
散財ついでに、こだまに乗って帰ってきた。
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2008年9月12日(金) |
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終日事務所にて作業。
セミナーのための写真をパワーポイントで組んだりした以外は、ひらすら図面を描く。 |
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2008年9月11日(木) |
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終日事務所にて作業。
湿度が低く気持ちがいいので、洗濯する。 午過ぎ、外からキャーという声、ベランダに出てみると、驟雨。 間一髪、洗濯物をとりこむ。
スーパーマーケットにて。 キャベツが安いが、あまりおいしくない。 なんだかほこりっぽい味。
遅くまで図面と向き合う。
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2008年9月10日(水) |
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先日建て主さんに送っていただいた登記簿をみると地目が「畑」となっていて、失神しそうになる……。 (事前調査不足にもほどがある……設計者の罪は重い……)
暗い気分で東上線に乗り、市役所へ。「開発云々」を提出し、そのまま係の人が「一緒にいってあげる」と農業委員会の方へ。
幸い、大したことはなく「農地法第4条第1項第5号の規定による農地転用届出書」を提出すればいいとのこと。特に他と日程的にはからまない……ホッ……。
さらに登記簿が必要だというので、そのままタクシーとばして法務局へ。 なんとか午休み前にまにあい、確保。
ぎょうざの満州で、チャーハン餃子定食をたべ、冷凍餃子2人前を買い、トウキョウへ戻る。車中、ずっとスケッチ。
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夕方から、スケッチしたものを図面におこし、23時ころ、終了。
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2008年9月9日(火) |
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朝から「開発行為又は建築等に関する証明交付申請書」の添付図面作成。
午後、2学期の初出講。 一夏の経験で不良になった子がいないか心配だったが、大丈夫そうだった。
夜、オーナリ女史来所。 新しくはじまる「蓮根の家」でタッグを組まないか、ともちかけ、やりましょう、となったので、乾杯した。 |
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2008年9月8日(月) |
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朝から文章を描き上げ、壁に貼って干しておく。 実施設計図のフィニッシュ、目次をつくり、ページをうち、日付をいれ、印を押す。 A3、82枚。
夕方、新宿西口の民間審査機関へ。 開発が降りるまで受理されないので、修正図面を手渡すのみ。
帰ってきて干していた文章を手直しし、送付。 新しい連載の企画案をまとめて、送付。
審査機関からFAX有り。 まだ修正、というか数点説明を求められている。
明日の授業の予習など。 OCMのスケジュール表のつくりなおし。 新しいプロジェクトの資料整理。
連れ合いが、明日の来客にそなえ、テリーヌをつくってくれている。
23:00終了。ウィスキーを呑んで、風呂に入って、布団を敷いて、ねる。 |
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2008年9月7日(日) |
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午前中、惰眠を貪る。 ごご、じょじょに仕事。 ゲージツ系雑誌の連載もそろそろはじまる。
あまりにも多くの事象を、今日は、反芻しながら、素振りしながら、おでんをつくったり、豚きんぴらをつくったり、曲をつくったりしながら過ごした。
また、明日からやりなおそう……。
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写真、卒業生からいただいたお酒。 なんというか“go to”な感じの、すばらしいパッケージデザイン。
朝、スーツを着て、満員電車の中、これを持って、通勤したくなる。 |
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2008年9月6日(土) |
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朝から「国分寺の家」打合せで、西国分寺へ。
終了後、国分寺駅で連れ合いとおちあい、殿ヶ谷戸庭園の紅葉亭で、普請道楽N氏が開いている双徽流の茶会へ参加。
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夜、siteオーナーのサイトー氏が遊びにきた。 |
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2008年9月5日(金) |
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朝から、ムソーキョシツ、ハイエンセツビメンジョ、ヒナンキョリ、カイハツシンセイ、キリド、モリド、スノコバルコニー……などと念仏を唱えながら、午、東武線にのって市役所へ。
民間に頼むと、市役所に行かなくてもいいのかと思っていたらそうではないらしい……そのあたりからOCMの未熟さをさらけだしている。
建て主さんのお家がすぐ近所だが(なんでこんなとこウロウロしてるんですか!)と言われないように、こっそりトウキョウへ戻って、図面修正……。
連れ合いが秋葉原でライブをやっているが、今夜は自粛……。
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22時頃、ようやく決着がつく。 あとは“開発行為じゃないですよ”という開発の申請書のみ。
建つな……大丈夫だ……。
24時 Jaco Pastorius の Portrait Of Tracyを聴いて、闘いの一日から自分を解き放ち、床につく。
In his 30s, Pastorius suffered from mental health problems and substance abuse, both of which contributed to his death at age 36. 1987
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2008年9月4日(木) |
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朝5時前に起き、散歩の仕事へ。
へとへとになり、九時過ぎ事務所に戻る。
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夕方、民間審査機関からFAXが来る。 数十項目の指摘事項に、失神しそうになる。
夜中まで格闘し、なんとか2/3くらいまでをクリア。 明日も格闘はつづく……。 |
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2008年9月3日(水) |
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ハウスクエア横浜で、セミナーをやります。 「家づくり成功の秘訣!自由な発想でつくれば、住まいはこんなに楽しくなる!」です。よろしくどうぞ。
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朝から、新宿の民間審査機関へ。構造さんの修正だが、立ち会う。 ご苦労様でした、アトは逃げも隠れも出来ない、“意匠”しだいです。。。 事務所に戻ったあと、すぐに構造さんに、構造設計料を振り込む。
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先日「鶴ヶ島スタジオ」の建て主さんから、「例えばテルミンの置き場はね……」という話が出た。 そう、建築家たるもの、テルミンが何ぞやということぐらい知っておかねばならない。それどころか、最高にかっこいいテルミン演奏は、これだ!と言えねばならない。そこでJon Spencer Blues Explosion! ということが、建築家にとって重要な能力である。 ※楽隊業務連絡)ワダ君、16ビートやるなら、コレ、ね、よろしく。
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写真、昨日の反面教師。仕事からの逃避、大衆なのだから、大衆酒場にまぎれ込み、280円のお酒。これも入金のゴホービ♡ 若者よ、こんなオトナにならないように、気をつけたまえ。 |
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2008年9月2日(火) |
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終日事務所にて作業。
夕方、民間検査機関から電話 「あのう、意匠図の事前審査なんですけど、木曜日にFAXでいいですか……」
が〜ん、やっぱりそうだ、意匠図の修正がないわけはない……。さかんに構造さんをせかしておいて、意匠がこの状態……なさけない……。
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がっくしうなだれて銀行に行ったが、設計料が振り込まれているのを確認し、ちょっとは自分にゴホービを、と、渋谷へ歩く。
6年くらい使ったTASCAM4チャンネルがこわれて捨てたので、かつ長年インタビュー仕事などにも使ってきたaiwa君にも退役してもらい、TASCAMのDR-1を買った。
創作的な人生に必要なディヴァイスはそんなに多くない。 これで10年はいけるな……という感触を得る。
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僕はMacしか使わないが、iPodには興味はない。 首からTASCAMぶら下げる方がかっこいい。 |
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2008年9月1日(月) |
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終日事務所にて作業。
工事費総額1億円くらいの設計を一人でやっているので、3日に一度はその責任の重さに卒倒しそうになるが、“忙しく”は無い。
我々は脳でやる仕事なので、単に脳内が忙しいだけだ。 筋肉はないが、脳はマッチョに仕上げてきたつもりなので、これからが楽しみだ。
仕事を終える方法、晩酌して眠る。
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夜、確認申請が降りるまで待てないので、実施設計図をひたすらプリントアウト。 工務店見積微調整→契約、の時期を確認申請が降りるのとピタリと同時に合わせねば……汗。
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