| 無性に散歩がしたくなり、仕事を休む。
柴又、帝釈天、山本亭、矢切りの渡し(¥100)で、千葉県に渡る。 何か、忍びのものか、亡命者みたいな感じ。
一路「野菊の墓文学碑」へ。
高校一年生の時、「野菊の墓」のことを「野路菊の墓」と言ってしまってクラスの笑いものになってしまったことを、ずっと詫びねばならないと思っていたから。
野路菊は兵庫県の県花だから、兵庫人としてはやむおえない間違いだったと開き直ることもできるが。
でももっと言えば僕の頭の中にあった野路菊とは、植物というよりも「野路菊の里」という銘菓の方であったとも白状しておかねばならない。
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その後、南下し、日が暮れて、市川あたりまで出たが、久しぶりに小岩駅前の「餃子の三平」に行きたかったので、そこで還俗。
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